Madrugada: “Majesty” 楽曲レビュー

ノルウェーのオルタナティブロックバンドMadrugadaのアルバム”Grit”(2002)に収録されている楽曲“Majesty”のレビューです。

Madrugada “Majesty”

Madrugadaノルウェーのオルタナティブロックバンドで、1993年に結成され2008年まで活動していました。バンド名であるMadrugadaはスペイン語で「明け方」を意味するようです。ノルウェーのバンドなのにスペイン語のバンド名というのは少しややこしいですね。

私がこのバンドに出会ったのは偶然で、リトアニア人で私の好きなバンドの関係者である友人と彼の住むパネヴェジースという街からラトヴィアの首都リーガにドライブに出かけた時にお薦めとして車の中で流してくれたのがきっかけです。他にはBenjamin Clementineというアーティストも紹介してくれ、これもまた気に入りました。

なお記事を書くためMadrugadaについて調べていたところ、2019年にコンサートを行うため2018年に再結成、という情報を見つけました。2019年には大規模なツアーが行われるようです。

この“Majesty”は2002年発売の3rdアルバム“Grit”に収録されていますが、このアルバムはスウェーデンに旅行に行ったときにたまたま見つけたので運良く購入することができました。

楽曲のレビュー

この曲は非常に静かで起伏もなく、アコースティックな伴奏に乗せて淡々と歌われます。ボーカリストのSivert Høyemは深みのある良い声を持っているので、それを生かしたこの曲調は成功しています。

私があの時車の中で初めて聴いたMadrugadaの曲もこのタイプでしたが、あれからまだ見つけることができずにいます。あの曲を聴いてMadrugadaを好きになったのですが、その曲を見つけられないというのは歯がゆいです。

アルバムには”Majesty”とは違い動きのある曲が多めに収録されていますがあまり良いなと思わなかったので、やはりこういう曲調がMadrugadaには合っているのではないかなと思いました。

 

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