The Beatles: “I Want You (She’s So Heavy)” 楽曲レビュー

イギリスのロックバンドThe Beatlesのアルバム”Abbey Road”に収録の楽曲“I Want You (She’s So Heavy)”の紹介です。

The Beatles

The Beatles(ザ・ビートルズ)はイギリス・リヴァプール出身のロックバンドです。ここで語らなくても調べればいくらでもバンドについての情報が出てきます。ロック史に残る偉大なバンドです。ミュージシャンたちにも人気ですよね。

私はビートルズのファンというわけではなく全く詳しくもないのですが、好きな曲がいくつかあるのでそれを時々聴いています。

Abbey Roadというアルバム

ビートルズの12作目で最後から2番目にあたるアルバムで、日本では「アビイ・ロード」という邦題で発売されました。1969年リリースのアルバムです。

ジャケット写真は非常に有名で、これが撮影された横断歩道は観光名所になっています。この構図を模したパロディも多数生まれています。

楽曲レビュー

この楽曲は面白いと思ったので記事を書くことにしました。何が面白いのかというと、ポップ系のロックバンドによる1969年の楽曲でありながらドゥームメタル的要素を含んでいる点です。

私が言及しているのは”heavy”と歌われる3拍子の部分です。

ビートルズがこういう曲をやっているということ自体が衝撃的ですが、ドゥームメタルの始まりを1970年のBlack Sabbathの楽曲”Black Sabbath”だとしても、時間的にビートルズの方が早いのです。

ドゥームメタルは私の好きなジャンルの一つなので、この曲を知った時は驚きました。ビートルズがロック界の伝説であるのも頷けます。

楽曲自体も7分以上と長く、後半の延々と続く演奏はまさにドゥームメタル的効果を生み出しています。雰囲気もありますね。

私の知る限りではこの曲はビートルズの楽曲中人気がない方です。もしかしたらこういうとっつきにくい曲はビートルズファンに好かれないのかもしれません。

普段この曲を聴くことはあまりありませんが、それでも偉大な曲だと思うので紹介してみました。

 

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