アーティスト紹介: Muse

Museはイギリスのロックバンドです。世界的に人気のあるバンドですが、まだこのバンドをあまり知らないという人向けにアーティスト紹介をします。

Muse

Muse(ミューズ)はイングランドのデヴォン州で1994年に結成された3ピースロックバンドです。バンドは学生時代に現在と同じメンバーによって結成され、1998年と1999年にそれぞれEPを出した後1999年にアルバムデビューも果たしました。

優れたライブパフォーマンスを武器に順調に人気を拡大していき、現在では世界中で知られるバンドになっています。

Museとの出会い

なぜ私がMuseを聴き始めたかはよく覚えていませんが、確か日本の音楽番組でお笑い芸人の鉄拳による紙芝居「振り子」を使った“Exogenesis: Symphony Part 3 (Redemption)”のミュージックビデオを観た後に何気なくMuseについて調べたのがきっかけです。

試しに近くのレンタルCDショップで借りてみたところ最初はボーカルに抵抗があったものの徐々に好きになっていき、後にCDを購入しました。2014年くらいのことだったと思います。

メンバー

  • Matthew Bellamy (マシュー・ベラミー) – ボーカル・ギター・ピアノ
  • Christopher Wolstenholme (クリストファー・ウォルステンホルム) – ベース
  • Dominic Howard (ドミニク・ハワード) – ドラム

ディスコグラフィ

  • Showbiz (1999)
  • Origin of Symmetry (2001)
  • Hullabaloo Soundtrack (2002, B面集・ライブアルバム)
  • Absolution (2003)
  • Black Holes and Revelations (2006)
  • HAARP (2008, ライブアルバム)
  • The Resistance (2009)
  • The 2nd Law (2012)
  • Live at Rome Olympic Stadium (2013, ライブアルバム)
  • Drones (2015)
  • Simulation Theory (2018)

歴史と作品紹介

Showbiz

Museの1stアルバム。世界中で発売されましたがいきなりRadioheadにスタイルが似ていることが話題になり、発売時には賛否両論あったようです。

♪Sunburn

Museの特徴がそのまま出たような楽曲。ピアノの演奏、強く歪んだギター、過剰なボーカル表現が全て聴けます。

♪Showbiz

タイトル曲。デビューの頃の尖ったMuseが聴ける楽曲で、現在でもファンに人気があります。この盛り上げ方と最後のギターソロ・ボーカルは非常に強烈です。

Origin of Symmetry

2ndアルバム。路線はShowbizに近いですが楽曲のバリエーションが増え、クオリティも上がっているように思います。

♪New Born

やりすぎだけれどそこが良い、という感じの曲。これを聴くと落ち着いてはいられません。このライブ映像もかっこよすぎます。

♪Micro Cuts

聴いているだけで鳥肌が立つ曲。珍しいことにボーカルは全て裏声ですが、この声が凄まじいので聴いてみてください。

Absolution

3rdアルバム。さらにサウンドが重くなり、シリアスな作風になっています。

♪Sing for Absolution

この記事で初めて紹介するバラードということになりますが、私にとってはこれがMuseのベストソングです。素晴らしい曲を大量に持っているMuseの中でなぜこれが一番好きなのか自分でもうまく説明できませんが、本当に大好きです。

♪Butterflies and Hurricanes

途中にピアノソロを挿入するという大胆な構成を持っています。Museらしくもあり単純に質の高い人気曲です。

Black Holes and Revelations

4thアルバム。Museがさらに音楽性の幅を広げたことが聴いてわかります。これまでの3枚よりも「しつこくない」聴き心地です。

♪Invinsible

感動的なバラードですが、奇抜なギターソロも魅力です。

♪Knights of Cydonia

ライブで盛り上がる楽曲。

The Resistance

バンドサウンドを軸にしていたMuseの変化が見えるアルバム。オーケストラなどの音が増えていて、ファンの反応も色々でした。

♪Resistance

アルバムのタイトル曲はかなりメジャー路線の楽曲で、シンプルにかっこいいので私は好きです。

♪Exogenesis: Symphony Part 3 (Redemption)

これが記事の最初に書いたミュージックビデオです。交響曲と名付けられたこのExogenesisは三部作で、これが第三部にあたります。

The 2nd Law

The Resistanceで起こった変化をさらに進めたアルバムで、初期とかなり違う音楽性になっています。このアルバムの収録曲”Survival”は2012年ロンドンオリンピックの公式ソングになりました。

♪Supremacy

大仰で、いつも通りのMuseが感じられる曲です。

♪Survival

ロンドンオリンピックの公式ソング。YouTubeにオリンピックの閉会式での演奏の映像があったので紹介します。

Drones

オーケストラなど外部のサウンドを多用した時期を経て、再び初期のMuseに近づいたような印象のあるアルバム。

♪Reapers

マシュー・ベラミー以外の誰もやらないようなギター演奏が聴けます。

♪The Handler

戻ってきたバンドサウンドを象徴するようなヘヴィな楽曲。これぞMuseという感じがします。

Simulation Theory

2018年11月発売。デジタルロックに変化しました。

♪Algorithm

♪Blockades

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