日本のロックバンドBUMP OF CHICKENのアルバム”COSMONAUT”収録の楽曲“R.I.P.”の紹介です。
BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)は日本のロックバンドです。このブログは日本語で書いているので読者には日本人が多いと思いますが、日本では非常に有名なバンドです。
最近The Beatlesの楽曲についての記事も書きましたが、BUMP OF CHICKENは普通に大好きなので記事を書きたいなと思って楽曲レビューをすることにしました。
COSMONAUT
BUMP OF CHICKENの音楽性は徐々に変化しています。シンプルに表現するなら、「どんどん角がとれていっている」でしょう。
初期の反骨的なロックらしいスタイルも好きですが、最近のポップになったBUMP OF CHICKENも魅力的です。
実際私はどの時期の作品も聴くのですが、今回はメジャーデビュー後から数えて4枚目のアルバム”COSMONAUT”(2010)からの楽曲です。
“COSMONAUT”の時点ですでにBUMPはポップなサウンドに変化していましたが、当時はRAY, Butterflyとさらにポップ化することになることなど知りようもありませんでした。
私がBUMPを聴き始めたのはCOSMONAUT発売後だったのですが、それまでのディスコグラフィを全体的に見るとCOSMONAUTはやけに「ぬるいな」という印象でした。もちろん好きですが。
楽曲レビュー
“R.I.P.”はシングルとしてアルバムに先行して発売されましたが、私はアルバムバージョンの方が好きです。それはいいとして、この曲はBUMPの最高傑作の一つだと思っています。
聴きやすいだけでなく凝った演奏が聴けますし、ノスタルジーを感じさせるような歌詞とサウンドが素晴らしいなと思います。
この曲を知ってすぐはあまり気に入っていなかった記憶がありますが、時とともに慣れてきてだんだん好きになっていきました。
ボーカルの藤原基央(このブログでは外国人ミュージシャンの名前ばかり出てきてそれをフルネーム呼び捨てで書いているのでそれに従いますが、普段はさすがに「藤くん」と呼んでいます)の初期と大きく異なる優しい歌声も大好きです。
昔のザラザラした声も良いのですが、歌い方が変わってからは作る楽曲もその声に合ったものになっているので非常にしっくりきています。
私がこの楽曲で特に目をつけたのは途中のインストパートで、BUMPにしては手の込んだ演奏になっている上に変拍子的な演出までしているので気に入りました。