※これは2018年9月20日に書かれたものです。
報告です。
2018年9月13日、ポーランドから日本に帰ってきました。ワルシャワ・ショパン空港からロシアにあるモスクワ・シェレメーチェヴォ空港を経由して東京の成田空港へ、さらに羽田空港に移動して出身地である北海道の釧路までという長旅でした。既に帰国から1週間経っていますが落ち着いたところで報告しておくことにしました。
出国したのが2017年9月5日なので1年以上ポーランドにいたことになります。何事も過ぎてみれば短く感じるものですが、私にとってこの1年は長かったです。ポーランドに住んで半年以上経つと日本での生活の感覚を忘れてしまい、いつか日本に帰るという実感がなくなるほどでした。1週間経ってようやく日本に住んでいるときの精神状態に戻ってきましたが、今でも半ば日本に旅行で来た観光客のような気分です。あと1週間足らずで日本の大学の授業が始まるのでまた気を引き締めなければなりません。
この1年の間に人生を変えるような大きなイベントもいくつか起きて、留学前に比べ人間性も自分を取り巻く環境も変わったように思います。留学が何を変えるかについては別の記事で語ってみようと思いますが、この1年間で成長できたと私は自信を持って言えます。
この1年間で訪れた国はポーランドを除いて7か国。うち2か国は留学の行き帰りに飛行機を乗り継いだ中国・ロシアで、その他にリトアニア・ラトヴィア・ハンガリー・スウェーデン・デンマークを観光しました。私の留学先の学生はもっと旅行していたので少なめに感じられますが、ヨーロッパの地理条件を活かして複数の国を見ることができたのもポーランド留学を選んで良かったと言える理由の一つではないかなと思います。
留学の元々の目的はポーランド語の習得ですが、これは間違いなく達成することができました。留学前からポーランド語は話せたのですが、現在のレベルは当時のものを大きく上回っています。これが今度活かせれば言うことなしです。
この記事にはこれだけ書いておいて、今度他の記事を書くときに留学の話を盛り込もうかなと思っています。