ポーランド各都市訪問記: Bydgoszcz(ブィドゴシュチュ) 本編(1/5)

Bydgoszcz観光は私にとって非常に重要な出来事でした。その理由と旅行の概要を「概要編」にまとめているので、まずはそちらをお読みください。

訪問都市: Bydgoszcz(ブィドゴシュチュ) ※よく「ビドゴシチ」「ビドゴシュチ」「ビドゴシュチュ」などと書かれます。私が実用しているカナ表記ルールに従えば「ブィドゴシュチュ」ですが、個人的にはどれでも良いと思います。
訪問時期: 2018/2/4

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到着

これはWrocław(ヴロツワフ)からBydgoszczへの電車に乗っている間に撮ったもの。途中にGniezno(グニェズノ)という駅があります。Gnieznoはポーランド最初の首都で歴史的に重要なので、せめて駅の看板だけでもと思い写真を撮りました。

Bydgoszcz Główna(ブィドゴシュチュ・メイン・ステーション)のホーム。朝6時半Wrocław発の電車に乗って来たのでまだ10時台です。ついにBydgoszczに降り立った、と気持ちが高ぶりました。

どこの駅にもこういう看板兼時刻表があります。ポーランドでは田舎の駅になると電光掲示板がないので、時刻表の読み方は知っておいた方が便利だと思います。Bydgoszczは人口が国内第8位の都会なのでもちろん電光掲示板があります。

駅内部。2階建てになっていますが、地上と地下に1階ずつあるという不思議な造りです。清潔感に関しては問題ないです。2014年から2015年にかけてBydgoszcz Główna駅の改築が行われたそうなので、この建物は新しいんですね。

改築前に使われていた駅舎の写真も見ましたが、本当にこれが2015年まで使われていたのかと疑いたくなるほど見た目が残念でした。

駅の外装です。ガラス張りでさらにコの字型をしているといういかにも現代風な建物。この駅の写真を見ているとKatowice駅を思い出しました。

スタイルは似ていると思います。Katowice駅は2012年に改築されて見た目が劇的に変わりました。

散策

駅からトラムに乗ることもできますが、散歩がしたかったのでとりあえず駅の正面の通りを進んでいくことにしました。

この日は日曜日だったので多くのお店が閉まっていました。通りにも人がほとんどいません。ちなみに、現在ポーランドは日曜日を商売禁止にする政策を進めていて、この2018年の途中からレストラン以外のお店の日曜休業義務付けが始まりました。当面は日曜営業が月2回だけ許可されていますが、いずれは全ての日曜日が店休日になります。

私がBydgoszczに行ったのはこのルールが適用される前だったので、ショッピングモールやコンビニエンスストアなどは通常通り営業していました。

上から4つの都市(グダンスク、トルン、ポズナン、シュチェチン)はいずれもポーランドの主要都市です。グダンスクとポズナンには行ったことがあります。

Bydgoszczには魅力的な建築物が数多くあります。

これがBrda川とそれに架かる橋。ここを歩いていると住民らしきおじさんに一緒に自撮りしようと声をかけられたので(私の携帯で)撮りました。その後なぜか激励されあっさり別れました。このおじさんは昨晩飲みすぎたのかもしれません。

橋を渡りさらに歩いて行きます。こちらは中心街の方向ではないなと気が付きましたが、時間はたっぷりあるのでそのまま進みました。

ulica Królowej Jadwigi(ヤドヴィガ女王通り)。寒いですが散歩自体は気持ちが良いです。この日の観光は長くなる上に寒さで私の携帯のバッテリーがおかしくなっていたので、携帯を充電できる飲食店を見つけ次第軽食をとることにしました。

Bydgoszczのトラム。新しい車両ばかりです。

郊外風の大きな通りに出ました。ulica marsz. Ferdynanda Focha(フェルディナント・フォフ元帥通り)。

このあたりで教会が見えたので寄り道です。

この教会です。

Kościół Świętej Trójcy(聖三位一体教会)。私はポーランド人と関わる上で重要な知識なのでカトリック文化の勉強をしていますが、「Święta Trójca→三位一体」など宗教用語の日本語訳となると少し難しいです。

このあたりの写真では教会がより綺麗に見えます。