カトヴィツェの近くにある、お城があることで有名な町プシュチナの訪問記です。
訪問都市: Pszczyna(プシュチナ)
訪問時期: 2017/2/28
Pszczynaについて
位置: カトヴィツェから南へ30km
県: シロンスク県
人口: 約25000人
アクセス: カトヴィツェから電車で30-40分
Katowice(カトヴィツェ)に滞在していた私は、ポーランド人の友達と日帰りでプシュチナへ出かけました。今回の小旅行の目的はプシュチナにあるお城、その名もプシュチナ城の見学です。
起源を辿ると13世紀かそれ以前に建てられたお城で、ポーランドのピャスト朝、ドイツ系のプロムニッツ一族、プシュチナ公国の一族と所有権が渡り歩き、1946年からは博物館となっています。所有者の中でも19-20世紀のDaisyという人物が有名だそうです。
カトヴィツェから朝11時頃の電車に乗りプシュチナへ向かいました。ポーランド人と二人旅なので何かあっても安心です。とりあえず現地の人に道を尋ね、街の中央広場(Rynek)を通ってお城へ向かいます。
散歩
道の途中で撮った写真を片っ端から載せています。村とは言えないものの何もないかなりの田舎町という印象でした。ほぼ民家しかありません。
最初の写真に細長いモニュメントが写っていますが、これはこのあたりで起きたこの地方の帰属をめぐるシレジア蜂起という事件に関わるものでした。
お城が見えています。色合いがおしゃれで、城は城でも貴族の優雅な住まいというイメージです。
これは中央広場の一角。レストランやいくつかのお店が並んでいましたが、物も人も少なく穏やかな町に見えました。
中央広場やお城など。
なんとお城の入り口を見つけることができず10分以上さまよってしまったので、結局インフォメーションセンターに行って入り口はどこか聞きました。
ついでにここで私はプシュチナのマグネットを購入しました。友達はマグネットの他にプシュチナの名物らしい動物żubr(ジュブル)のぬいぐるみを買っていました。本物のżubrは大きくて少し怖いのですが、ぬいぐるみはかわいかったです。
この動物は、日本語ではヨーロッパバイソンと呼ばれます。
プシュチナ城
なぜかこの日はお城に無料で入れてくれました。1時間ほど見学しましたが、お城の内部の写真は最小限にとどめておきます。
見学しただけなのにお金持ち気分になれました。
動物園
お城を見学した後はお昼ご飯を食べて、żubrが見られる動物園Zagroda Żubrów w Pszczynieへ。
動物園への道のりと、入り口に佇むżubr。
色々な動物がいます。
こちらがżubrです。かなり大きい体をしています。
うさぎもいました!大好きです。
2月の平日の動物園はかなり空いていて、自由に見ることができました。
まとめ
Pszczynaではこのお城と動物園が有名で、それを除けばごく普通のポーランドの田舎という印象の場所です。
クラクフから行くには遠いかもしれませんが、もしカトヴィツェに滞在する機会があれば行く価値のある町と言えます。