ポーランド各都市訪問記: Mysłowice(ムィスウォヴィツェ) シロンスクの町・カトヴィツェ発の小旅行

カトヴィツェの隣町の訪問記です。

訪問場所: Mysłowice (ムィスウォヴィツェ)
訪問時期: 2018/1/22

Mysłowiceについて

位置: カトヴィツェから南西へ約10km
県: シロンスク県
人口: 8万人弱
アクセス: カトヴィツェからバスまたはトラムで約30分

Mysłowiceはカトヴィツェ大都市圏内の街で、カトヴィツェとクラクフを結ぶルート上に位置します。

特に目立ったものがある街ではありませんが、ポーランドでよく知られているロックバンドMyslovitzの故郷がまさにここです。バンド名までMysłowiceに由来しています。

地理的にカトヴィツェからかなり近いためかなり前から来ようと思っていたのですが、特に縁がなかったため今まで来ることがありませんでした。今回は朝の時点でこの時期には珍しいきれいな青空が見えたので行ってみることに。

アクセス

カトヴィツェ中心部、バス停Aleja Korfantego(RynekとSpodekの間にあります)から76番バスに乗ります(77番でもMysłowiceに行けます)。

Aleja Korfantegoでバスを待ちながら撮った景色。

Mysłowiceのいくつかある地区のうち鉄道駅のあるCentrumに位置するバス停Cmentarzで降りてみました。ちなみに次の停車駅はDworzec PKP(鉄道駅)なので普通はもう一駅乗ることになるでしょう。ここまでの停留所の数は意外と多いです。

Cmentarzから見える立派な建物。道路の反対側は墓地(cmentarz)です。一つ前のバス停はTesco(超大型スーパー)でした。

散策

ここからバスの進行方向へ歩いていきます。

他の街と違って見晴らしが良く、空がよく見える気がします。

横断歩道を渡ろうと思ったのですが、歩行者が押しボタンを押さないと青にならないつくりの信号であった上に押しボタンが反応しなかったので仕方なく一つ前の横断歩道まで道を引き返してから渡りました…

Cmentarzからずっとまっすぐ歩いてきましたが、線路や教会が見えてきました。

このアンダーパスの向こうがDworzec PKP(鉄道駅)。

駅側に出てみました。

見てわかるようにこれは教会。

これは警察署。

こちら側の方が全体的にきれいな気がします。

広場のようなところ。ここを歩いていると三人組の子供たちに「こんにちは!Do you speak English?」と声をかけられました。Mysłowiceに日本人が現れることなどなさそうですが、意外と色んなところでこういうシーンに遭遇します。

これはスモレンスクの悲劇(2010年にポーランドの大統領機が墜落して当時の大統領他政府の要人が亡くなった事故)の犠牲者に捧げられた石碑。

市役所です。

1時間あまり散策した後、このトラム停留所から14番トラムに乗ってカトヴィツェに戻りました。カトヴィツェのSzopieniceという地区を通って中心部まで戻ることができます。

よく見えませんが塀の向こうが鉄道駅です。

おわりに

晴れていたものの真冬ということで手が凍るほどの寒さで、写真を撮るのに必要な携帯電話のバッテリーにも影響が出るそれなりにつらい環境でした。(ブログに写真をアップする以上できればカメラが欲しいところですがお金がありません。)

散策するくらいしかすることがないなという印象でしたが(そもそも何か決まったものを観光しに出かけているわけではないので問題はありませんが)、カトヴィツェからのアクセスが良好で面積も広い街です。

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