都市紹介第二弾です。基本的に行った順に紹介していく予定です。
グダンスク
あまり良い写真がなかったのですが、港町ということで水のある写真にしてみました。
ポーランド語名称: Gdańsk (グダンスクまたはグダニスク。ドイツ語名はダンツィヒ)
所属県: ポモジェ県
人口: 約46万人(2017年)
グダンスクの概要情報
ポーランドを代表する港湾都市・夏の観光都市です。14世紀にはドイツ騎士団、18-19世紀にかけてはプロイセン帝国の支配下にあり、第一次世界大戦後はどの国にも属さない自由都市となるなど、いつもポーランドの都市だったわけではありません。
バルト海に面しているため琥珀が有名で、さらに夏休みになるとポーランド中から人々がバカンスにやってきます。なお、グダンスクのあるポモジェ地方にはカシューブという独特の民族や言語を持った集団が住んでいます。
グダンスクの近くには、1939年にドイツによって侵攻され第二次世界大戦の勃発地となった岬ヴェステルプラッテがあります。
グダンスクの特徴
港町なので明るいイメージがありますが、ポーランド中でもかなり寒い場所です。ポーランドで数少ない魚料理が有名な街でもあります。
グダンスクにはカシューブの人々がそこまで多く住んでいませんが、グダンスクで一番権威のある国立大学であるグダンスク大学にはカシューブ語学科があります。看板などはポーランド語とカシューブ語両方の表記がある場合も多いです。
グダンスクの近郊にはグディニャ・ソポトという二つの主要な都市があり、この二つも合わせて三つ子都市として括られることが頻繁にあります。
グダンスクの観光
中心となるのはドゥウギ広場、聖マリア教会、黄金の門などです。モトワヴァ運河沿いにある旧港も美しく、上に載せた地図はその一部です。
琥珀を買っていく観光客も多く、特にマリアツカ通りには琥珀店が建ち並んでいます。私は琥珀の装飾品をいくつか持っていますが、ここでちょっと良いものを買って大事にしています。琥珀博物館もあり、綺麗な琥珀が大量に展示されています。
グダンスクからはバスで先ほど紹介したヴェステルプラッテに行くことができるので、見に行くことをおすすめします。ヴェステルプラッテでは海も見ることができます。
まとめ
私がグダンスクに行ったのは冬で、非常に寒く日も短かったのであまり港町らしい雰囲気を味わえずに終わりました。人が多くなるという欠点もありますが、やはりグダンスクに行くなら夏がお勧めです。