ハンガリー旅行記: ブダぺスト観光(1日目)

訪問場所: Budapest (ブダペスト)
訪問時期: 2017/10/31-11/4

ブダペスト滞在記は長くなりそうなので何記事かに分けて書きます。まずは1日目(2017年10月31日)です。

午前

朝の5時50分に地下鉄駅Kelenföld vasútállomásのそばにあるバスターミナルに到着。ちょうど夜明け時でした。

ここです。

バスから降りようとすると隣の席に座っていた人が携帯を椅子の上に忘れて降りていったことに気付いたので、慌ててバスを降りて渡しに行きました。若い男女二人組でした。

とても感謝されたのでついでにどこから来たのか聞いてみると、なんとリトアニア。すかさずリトアニア語で挨拶してから「あそこにはもう3回行きましたよ」とアピールすると、「よかったらこれから一緒にブダペスト回りますか?」と提案をいただいたのでついていくことにしました。

地下鉄でドナウ川のそばまで行ってから、SUBWAYで朝食をとりました。なおブダペストのチェーン系飲食店ではトイレがコードでロックされている場合が多く、レシートに書かれたコードが必要です。注文せずにトイレだけを利用する人が来ないようにするための対策でしょう。

朝食のついでにリトアニア人とFacebookを交換しましたが、この二人はカウナス出身で、なんと9月にカウナスに行ったときにできた私の友達が共通の友達として表示されたので世界は狭いね、と盛り上がりました。

この二人はリトアニアからワルシャワを経由してクラクフから来たそうなのですが、ワルシャワのあたりで交通機関が足止めを喰らったようでハンガリー観光が短くなってしまったと嘆いていました。結局1泊2日のブダペスト観光になったそうです。なんとまだ高校生でした。二人とも英語が非常に上手です。

地下鉄で中心部に着いた時の写真ですが、まだあまり明るくないのがわかります。

グループで歩いていたので一つ一つのものを集中して見ることはしませんでしたが、像などがあると写真を撮りました。残りの二人もたくさん写真を撮っていました。

360度どこを見渡しても素敵な建物しかありません。

ここはブダペスト東駅(Keleti pályaudvar)。ここの地下鉄駅はこの名前になっているので、ハンガリー語で覚えておいた方が良いです。治安の悪さで有名だそうです。

外観も素晴らしいですが、中も素敵です。

 

ここまで公園を目指して歩いていたのですが、ブダペストはかなり広いため注意が必要です。地図上で近く見えるからといって歩いて行こうとするとなかなか着かずつらい目に遭うこともあります。

それでも、街並みが綺麗だったので全く退屈しませんでした。足の疲労にだけは気を付けたいところです。

有名なセーチェーニ温泉と動物園のある公園Városligetにやってきました。秋の公園は大好きです。

小さな丘に登ってみました。リトアニア人二人組が写り込んでいますが…

紅葉の気配が見えます。秋は旅行しやすい気候ですし、この時期に来てよかったと思いました。

ここには歴史を感じさせる建造物が大量にあります。

この二人はハンガリー名物の温泉に行きたがっていたので、全く予定にありませんでしたがついていくことにしました。まずは最寄りのセーチェーニ温泉(Széchenyi Gyógyfürdő és Uszoda)に行ってみたのですが、料金設定を見て「高いよね」という話になり他をあたることにしました。

この時の料金は2000円ちょっとだったはずですが、今思えばそんなに高くないような気がします。というのも、ハンガリーの温泉は一日過ごせるような娯楽施設だからです。

このあたりでリトアニアから持ってきたらしいリンゴをいただきました。しっかりとリトアニア語で感想を伝えました。

公園を出ました。

教会です。ブダペストでは教会も全て美しいです。

ここで休憩にとマクドナルドに行きました。

しかしこんな素敵なマクドナルドは見たことがありません。

後から知りましたが、ここは世界一美しいマクドナルドと言われることもあるようです。偶然入ったマクドナルドが世界に数えきれないほどある中で最も美しいマクドナルドだったなんて驚きですね。

他の温泉を探しに川を渡ることにしました。川の東・ペスト側から西・ブダ側です。

国会議事堂王宮が見渡せるこの橋はマルギット橋(Margit hid)といいます。最後の写真に大きく写っているのが国会議事堂で、右端にかろうじて見える高い塔のある建物が王宮です。

結局私たちが行った温泉はルカーチ温泉(Szt. Lukács Gyógyfürdő és Uszoda)です。

この温泉はまるで迷路のようで何度も迷いましたが、入浴は楽しかったです。とてもリラックスできました。ただ、インターネットの情報を見る限りやはりセーチェーニ温泉の方が豪華なようです。

2時間ほど経って私は入浴し疲れましたが、リトアニア人は一日中ここで過ごしそうな雰囲気でした。そこで、待つのは得策ではないなと思い二人とお別れして、いつものように気ままに観光を始めました。

温泉を出るころにはもう午後になっていました。

午後

ルカーチ温泉はこんな黄色い建物でした。

ここではブダペストの真ん中を南北に流れるドナウ川をじっくり撮ってみました。

ここまでたっぷり見て回りましたが、そもそもブダペストに着いたのが朝の6時前なのでまだ13時頃でした。

昼過ぎに家庭料理っぽいものを自由に選んで食べられるお店に行ったのですが、かなりお腹に負担のかかる食事でした…

この後ホステルにチェックインしに行きました。

これは国会議事堂。ブダペスト名物です。この写真は昼間バージョン。ブダペストでは日没の時間になると街のライトアップが始まり雰囲気がガラッと変わるので同じ建物を2回写真に収めなければいけないところが大変です。

素晴らしく立派な建物です。白いのも良いですね。ブダペストのシンボルの一つです絵。

ドナウ川には色々な船が泊まっています。

向こうに見えるのがブダペストのシンボルであるセーチェーニ鎖橋(Széchenyi Lánchíd)です。

もうすぐ日没になりそうなので、橋の方に行ってみます。ライトアップされると綺麗だと聞きました。

王宮は高い位置にあります。セーチェーニ鎖橋の正面に位置しています。

それでは、これから渡っていきます。

頑丈な造りに見えます。同時に見た目も美しいですね。

川の両岸が見えます。

ちょうどライトアップが始まったので驚きと感動を一度に味わうことができました。

だんだん明かりが灯っていきます。

橋も光り始めました。

これは漁夫の砦。二日目に行きました。これは観に行くべきです。

この空がまだ青いうちの色合いも素敵です。

街全体で灯りが徐々に目立ち始めます。

王宮も全体が光っています。

これは何の建物かわかりませんが、やはり綺麗です。

このあたりで橋を渡り終えました。

水面も光を反映しています。

美しすぎます。

ドナウ川クルーズ用の船がたくさん泊まっていました。

橋の下からです。

金色に輝く王宮。

このような景色を見ると、ブダペストがヨーロッパとは違うなという印象が一層強くなります。もともとハンガリーは東方からやってきた民族によって作られた国なので、ヨーロッパの他の地域と比べてオリエンタルな雰囲気があるのです。

この日は月も綺麗でした。

この時間帯なら、誰が写真を撮っても素晴らしいものになるでしょう。

漁夫の砦です。光りすぎてよく見えなくなっています。

これがハンガリー旅行中に撮った写真の中で最も綺麗だと思います。長い間Facebookのヘッダー画像にしていました。

日が完全に落ちたもののまだ空が青みを帯びている時間帯。この時はちょうど17時00分でした。

この写真は空と橋の色がどちらも美しく、さらに月が一緒に写っているのでお気に入りです。

このあと、ライトアップされた国会議事堂を撮影するために再びペスト側からブダ側へ渡ります。

川の向こうで光っているのが国会議事堂。対岸から撮るのが最善策で、国会議事堂側の岸(ペスト側)からは全体をフレームに収めることができません。

そこで、国会議事堂の対岸にあたる位置を目指します。

王宮です。こちらはブダ側にあります。

近づいてきました。金色に輝いています。

国会議事堂が撮れました。かなり豪華な色に見えますが、カメラによって写り具合がかなり変わるのでやはり実物を見るに越したことはありません。

水面に少し映っています。

思う存分国会議事堂の写真を撮りました。

国会議事堂の対岸にはちょうどBatthyány térという地下鉄駅があります。その広場に来ました。

ここでも綺麗にライトアップされた建物が見られました。

ここが地下鉄駅です。

私はOktogonというM1(地下鉄1番線)の駅の近くに宿をとっていたのですが、Batthyány térはM2の駅なのでOktogonまでは乗り換えがあります。

写真に写っているDeák Ferenc térという駅はM1, M2, M3が通っているので、乗り換えの時に非常に便利な駅です。私はここで何度も乗り換えしました。

まとめ

1日目で見たものは

・公園
・温泉
・橋

です。私の場合観光スポット目的の旅行をあまりしないのでそういった情報は不足していますが、1日目から十分楽しめました。次回は2日目です。

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