ジェロナ・グラ
中央広場です。
ポーランド語名称: Zielona Góra (ジェロナ・グラ)
所属県: ルブシュ県
人口: 約14万人(2017年)
ジェロナ・グラの概要
ポーランドで最も暖かい街の一つで、ワインの生産地として有名です。また、ジェロナ・グラ(緑の山)という名前が示すように、緑の多い場所です。大都市ではなくどちらかというと町といった方がふさわしいかもしれません。
ジェロナ・グラの特徴
ヴロツワフとドイツの首都ベルリンのちょうど中間あたりにあります。ヴロツワフからは電車で2時間ほどですが、ワルシャワやクラクフなどの主要都市からは離れています。ポーランドの主要都市よりもドイツに近いというのが面白いところです。
歴史的にもジェロナ・グラはかつてドイツに属しており、第二次世界大戦後ジェロナ・グラを含む現ポーランド領の西側部分がドイツからポーランドに引き渡されたときに街の名前がドイツ語名グリュンベルグ(同じく「緑の山」ですが、読み方が合っているかどうかわかりません)からポーランド語のジェロナ・グラに変更されました。
山というだけあって地形には起伏があり、歩いていると坂を上ったり下ったりすることになります。また、私が行ったときはいくつもの小さな村が寄せ集められてできたような街というような印象を受けました。
ジェロナ・グラの観光
ジェロナ・グラは観光都市ではありませんが、プラネタリウム、植物園などがあり街中に大きな公園もいくつかあります。中央広場は美しく、リラックスして時間を過ごすことができると思います。
私はヴロツワフに住んでいた時に2泊3日でジェロナ・グラに旅行しましたが、街を散歩しているだけで楽しかったです。しかし外国人はジェロナ・グラにあまり来ないのか、少しばかり注意を引いてしまいました。