リトアニア旅行エピソード: ラトビア人店員

今回はリトアニアのお祭りKaziuko mugėからのエピソードです。

Baltic symbols

Baltic symbolsというものをご存知でしょうか?

バルト地方に伝わる色々なマークと言えばわかりやすいかもしれません。それぞれ不思議な力を持っているとされています。

リトアニア・ヴィリニュスで毎年3月に行われるお祭りKaziuko mugėを2017年に訪れた際、革系の生地にこのシンボルをあしらった小物を売っているお店があったのでいくつか欲しいと思い声をかけてみました。

お店の主は50歳前後の女性。

初めて会ったラトビア人

ラトビアから来ました。私はあまり英語が話せないのですがどういったものをお探しで?」

この方があまり英語を話せないというのは本当で、話すのがかなりゆっくりで言いたいことを表す英単語がわからないということも少なくありませんでした。

しかし意志の疎通はできたので困ることはありませんでしたし、優しい話し方で全体的にとても好感の持てる方でした。

お買い物

私は「バルティックシンボルが素敵だと思うので自分の好きな形が入った小さめのものがあれば欲しいです」と伝えました。

お店にはいくつかのシンボルの意味の説明がありましたがそこに載っていないものも多く、それについてはこの店員さんが説明してくれました。

実は出店者の中にはシンボルの意味を知らずに売っているお手伝いさんらしき若い方も多かったのですが、ここの店員さんは知識のある方でした。

そうして、自分の好きな青色系のアイテムの中からシンボルも気に入ったものを店員さんと一緒に選ぶことにしました。

私が買ったのは自分用のストラップと友人用のカードケースの2点のみで、値引きまでしてくださったため7ユーロくらいしか払いませんでしたが、自分用に買ってペンケースにつけて使っているストラップを見るとラトヴィアを思い出します。

これがそのストラップ。他所でも使われていそうなシンボルですが気に入っています。

新しい目的地

最後に「いつか機会があればぜひラトビアにもいらしてください」と言われ、こういう場合返事だけで済ませることが多いのですがこの時ばかりは本気で行こうと思いました。

私は素直だとよく言われます。そして、2017年9月24日にラトビアに行くことができました。

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