Museはイギリスのロックバンドです。世界的に人気のあるバンドですが、まだこのバンドをあまり知らないという人向けにアーティスト紹介をします。
目次
Muse
優れたライブパフォーマンスを武器に順調に人気を拡大していき、現在では世界中で知られるバンドになっています。
Museとの出会い
なぜ私がMuseを聴き始めたかはよく覚えていませんが、確か日本の音楽番組でお笑い芸人の鉄拳による紙芝居「振り子」を使った“Exogenesis: Symphony Part 3 (Redemption)”のミュージックビデオを観た後に何気なくMuseについて調べたのがきっかけです。
試しに近くのレンタルCDショップで借りてみたところ最初はボーカルに抵抗があったものの徐々に好きになっていき、後にCDを購入しました。2014年くらいのことだったと思います。
メンバー
- Matthew Bellamy (マシュー・ベラミー) – ボーカル・ギター・ピアノ
- Christopher Wolstenholme (クリストファー・ウォルステンホルム) – ベース
- Dominic Howard (ドミニク・ハワード) – ドラム
ディスコグラフィ
- Showbiz (1999)
- Origin of Symmetry (2001)
- Hullabaloo Soundtrack (2002, B面集・ライブアルバム)
- Absolution (2003)
- Black Holes and Revelations (2006)
- HAARP (2008, ライブアルバム)
- The Resistance (2009)
- The 2nd Law (2012)
- Live at Rome Olympic Stadium (2013, ライブアルバム)
- Drones (2015)
- Simulation Theory (2018)
歴史と作品紹介
Showbiz
Museの1stアルバム。世界中で発売されましたがいきなりRadioheadにスタイルが似ていることが話題になり、発売時には賛否両論あったようです。
♪Sunburn
Museの特徴がそのまま出たような楽曲。ピアノの演奏、強く歪んだギター、過剰なボーカル表現が全て聴けます。
♪Showbiz
タイトル曲。デビューの頃の尖ったMuseが聴ける楽曲で、現在でもファンに人気があります。この盛り上げ方と最後のギターソロ・ボーカルは非常に強烈です。
Origin of Symmetry
2ndアルバム。路線はShowbizに近いですが楽曲のバリエーションが増え、クオリティも上がっているように思います。
♪New Born
やりすぎだけれどそこが良い、という感じの曲。これを聴くと落ち着いてはいられません。このライブ映像もかっこよすぎます。
♪Micro Cuts
聴いているだけで鳥肌が立つ曲。珍しいことにボーカルは全て裏声ですが、この声が凄まじいので聴いてみてください。
Absolution
3rdアルバム。さらにサウンドが重くなり、シリアスな作風になっています。
♪Sing for Absolution
この記事で初めて紹介するバラードということになりますが、私にとってはこれがMuseのベストソングです。素晴らしい曲を大量に持っているMuseの中でなぜこれが一番好きなのか自分でもうまく説明できませんが、本当に大好きです。
♪Butterflies and Hurricanes
途中にピアノソロを挿入するという大胆な構成を持っています。Museらしくもあり単純に質の高い人気曲です。
Black Holes and Revelations
4thアルバム。Museがさらに音楽性の幅を広げたことが聴いてわかります。これまでの3枚よりも「しつこくない」聴き心地です。
♪Invinsible
感動的なバラードですが、奇抜なギターソロも魅力です。
♪Knights of Cydonia
ライブで盛り上がる楽曲。
The Resistance
バンドサウンドを軸にしていたMuseの変化が見えるアルバム。オーケストラなどの音が増えていて、ファンの反応も色々でした。
♪Resistance
アルバムのタイトル曲はかなりメジャー路線の楽曲で、シンプルにかっこいいので私は好きです。
♪Exogenesis: Symphony Part 3 (Redemption)
これが記事の最初に書いたミュージックビデオです。交響曲と名付けられたこのExogenesisは三部作で、これが第三部にあたります。
The 2nd Law
The Resistanceで起こった変化をさらに進めたアルバムで、初期とかなり違う音楽性になっています。このアルバムの収録曲”Survival”は2012年ロンドンオリンピックの公式ソングになりました。
♪Supremacy
大仰で、いつも通りのMuseが感じられる曲です。
♪Survival
ロンドンオリンピックの公式ソング。YouTubeにオリンピックの閉会式での演奏の映像があったので紹介します。
Drones
オーケストラなど外部のサウンドを多用した時期を経て、再び初期のMuseに近づいたような印象のあるアルバム。
♪Reapers
マシュー・ベラミー以外の誰もやらないようなギター演奏が聴けます。
♪The Handler
戻ってきたバンドサウンドを象徴するようなヘヴィな楽曲。これぞMuseという感じがします。
Simulation Theory
2018年11月発売。デジタルロックに変化しました。