Galaad: “Merci [puR]” 楽曲レビュー

スイスのプログレッシブロックバンドGalaadのシングル曲“Merci [puR]”(2017)の紹介です。

ショートバージョンです。

Galaadについて

Galaadスイス出身のプログレッシブロックバンドです。1988年にスイスのフランス語圏Moutierで結成され、フランス語圏のバンドなのでフランスでも活動しました。

1992年に1stアルバム”Premier Février”、1995年に2ndアルバム”Vae Victis”をリリースし、1997年に解散しています。

それ以降2010年代に入ってからボーカルのPierre-Yves Theurillatが他のバンドやソロで作品を発表していましたが、ついにGalaadが当時と同じメンバーで2016年に再結成されました。

アーティスト紹介記事を書いているのでバンドの詳細はこちらでご確認ください。↓

Galaad: アーティスト紹介

メンバー

Pierre-Yves Theurillat (ボーカル)
Laurent Petermann (ドラム)
Sébastien Froidevaux (ギター)
Gianni Giardiello (キーボード)
Gérard Zuber (ベース)

楽曲レビュー

タイトルは”Merci [puR]”。merciは「ありがとう」です。[puR]が何を表しているのか定かではありませんが、おそらくpour(英語のforに近い前置詞)のことだと思います。

歌詞では”merci pour~”(thank you for~)というフレーズが何度も出てきていますが、私はフランス語の曲の歌詞をほとんど聞き取れないのでこの先は諦めました。

イントロが少しエキゾチックでこのシングルのジャケットの印象に近いですが、基本的には落ち着いていて聴きやすい歌もので、このあたりはPierreの最近の路線を踏襲しているようです。

おそらく年齢的に昔のGalaadのような音楽をやるのは不可能なのだと思います。やはり昔に比べてサウンドが現代的な方向にシフトしたなと感じました。そして、Pierreの声はいつも通りで安心しました。

再結成Galaadについて

Galaadは2017年3月に出身地のMoutierでカムバックコンサートを行いました。それから2017年9月時点ですでに4回ライブを行ったようです。2018年1月にはフランスでのフェスに参加しました。

それにしても、知った時にはすでに解散していたバンドが再結成というのはとても嬉しいです。新作を待てるというだけで気分が違いますよね。

私は1stアルバムを買ってから3ヶ月くらいリピートしていたくらいGalaadが好きなので、また本格的に活動してくれれば良いなと思います。

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