2月になりました。最近聴いている音楽を紹介します。
最近よく聴いているアーティストは次の通りです。
Aistė Smilgevičiūtė ir Skylė
リトアニアのフォークロックバンドです。これの前身であるSkylėも聴いています。
Anathema
イギリスのロックバンドです。メタルファンやプログレファンに人気があります。
Closterkeller
ポーランドのベテランゴシックロックバンドです。
Obiymy Doschu
ウクライナのプログレッシブロックバンドで、私のお気に入りです。
Pievos
リトアニアのフォークロックバンドです。
Versailles
フランスのプログレッシブロックバンドです。
最近は前から好きなものを中心に聴いています。やはりこのあたりを聴いていると自分の「好き」を再確認できます。
本当に大好きなアーティストが多くいて、全てを聴くには時間が足りません。それでも、そういうアーティストは聴くと必ず幸せになれます。そのようなアーティストを多く知っている私は恵まれたリスナーだと思います。
ここで、これらのアーティストの中から4曲選んで紹介しましょう。
Aistė Smilgevičiūtė ir Skylė – Skaiščiašalmis Karys
このアーティストの曲は基本YouTubeで聴けないのですが、最近YouTube Musicが始まったことによりインターネット配信されている楽曲のほとんどがTopicとして公開されました。
これはボーカリストAistė Smilgevičiūtėが加入してからの楽曲で、聴きやすいと思います。残念ながらSkylė時代の曲はほとんどインターネット上で聴けませんが、私はCDを買ったので知っています。
Skylė時代の曲はAistė加入後と全く雰囲気が違います。男らしくて粗削りで、シアトリカルです。私は長い間Skylė時代の曲がそれ以降のものに劣ると思っていたのですが、最近集中して聴き始めたところ他にはない魅力に気付きました。それからというもの、やめられずにずっと聴いています。
Closterkeller – Pokój Tylko Mój
女性ボーカルのゴシックロック(というよりはメタル)です。このジャンルのバンドは似たり寄ったりのことが多いですが、このClosterkellerは違います。圧倒的にボーカルの個性が強いバンドです。
この曲はライブに行った時に生で聴いたので思い入れもあります。新しめの楽曲ですが傑作です。
Obiymy Doschu – Дорогою вічності
このバンドは今まで2枚のアルバムを発表していますが、この曲が収録されているアルバムはドゥームメタルやネオフォークの要素を多めに含んでいます。
その中で比較的聴きやすく、なおかつ感動的なのがこの曲です。
Versailles – Subtiles Delicatesses
Versaillesは90年代にフランスで活動していたプログレッシブロックバンドで、シアトリカルかつ少し気持ち悪い音楽性が特徴です。
この曲は3分に満たない短いトラックながらVersaillesの個性を凝縮した曲です。不快になる一歩手前のやりすぎなボーカルと今にも崩壊しそうな不安定なアンサンブルがやみつきになるのです。
Versaillesの音楽のレベルが高いかどうかはわかりませんが、聴いているうちにこのバンドにしかない雰囲気を忘れられなくなります。そして定期的に聴いてしまうのです。同郷のMona Lisaは少しVersaillesに近いですが、やはりVersaillesに取って代われるバンドは存在しません。Mona Lisaも好きですが。
ギター・ボーカルのGuillaume de la Pilièreのソロ作品も要チェックです。