Disperse: “Enigma of Abode” 楽曲レビュー

ポーランドのメタルバンドDisperseのアルバム”Living Mirrors”(2013)に収録されている楽曲“Enigma of Abode”のレビューです。

Disperseについて

ポーランドと言えばブラックメタル!というのがマニアの認識らしいのですが、残念なことに私はメタルがそこまで得意ではありません。それでも聴けるのがこのDisperse(ディスパース)。理由は、メタルの割に体感温度が低いからです。

ジャンルに関してはDjentとも言われるそうですが、Djentについてはよくわかりませんしあまり熱心に聴いているわけでもないので紹介だけにします。

このバンドのギタリストのJakub Żyteckiはかなり知名度がありソロ作品も作っています。なお名前に関してですが、ポーランド語の法則に従って名前を読むとヤクプ・ジテツキとなります。ヤコブとは読みません。

なお、2018年11月にヤクプ・ジテツキがDisperseを脱退することが発表されました。

楽曲のレビュー

2013年作のアルバム“Living Mirrors”の2曲目に配置されているこの“Enigma of Abode”は、私には新感覚でした。音はメタルなのに知的でクールな雰囲気がありますし、クサいメロディも全くないのでファン層まで違うのかもしれません。

Jakubのソロアルバムも少しだけ聴きましたが、彼は高度なテクニックを大前提と捉えいかに全てをスタイリッシュにまとめあげるかという一つ上のレベルで勝負しているように思えました。まだ若いので今後にも期待です。

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