リトアニア旅行エピソード: リトアニアのお土産店なのにロシア語?

リトアニア旅行中の思い出を語ります。今回はリトアニア・ヴィリニュスのお土産店に入ったら店員さんがロシア語で話していたという場面です。

リトアニア旅行

私は2017年の3月2日~6日までリトアニアの首都ヴィリニュスに滞在していました。ポーランド旅行のついでだったのですが、3月の3日~5日にヴィリニュス旧市街を埋め尽くすKaziuko mugė(カズィゥコ・ムゲ)というフリーマーケットイベントが行われていたためそれを目的に行きました。

5日、mugėの最終日が終わり出店者たちが片づけをする時間帯になりました。それまでmugėを回るだけでこれといった観光もしていなかったので、リトアニアのお土産が欲しいと思い旧市街北側のお土産屋さんに入りました。

不思議なリトアニアのお土産屋さん

店員さんは30代か40代の女性二人でした。そのうち一人が入り口のすぐそばで作業していたため(彼女をAとしましょう)、私はお店に入ると彼女にリトアニア語でLabas vakaras!(こんばんは)と声をかけました。するとAさんも笑顔でLabas vakaras!と返してくれました。

私が買うものを選んでいる間、Aさんはレジに立っているもう一人(こちらをBとします)と話しながら店内の整理をしていました。ここで違和感。この二人はロシア語で話しているのでした

よりにもよってリトアニア土産のお店で店員同士がロシア語?私の聞き間違いではありません。音だけで判断したのではなく話の内容がいくらかわかったので。片方がリトアニア人でもう片方がロシア人なのでしょうか…

ほぼ買うものが決まり、レジ近くのポストカードとマグネットもついでに買おうと思ったのですが値札が見当たらず。値段を尋ねなければなりません。

Aさんがレジに立っていたので試しにロシア語でСколько?(いくらですか?)と聞きました。するとAさんはロシア語で値段を答えてくれたので、復唱して確認しながらそのまま先に選んだものと併せて購入。

商品を受け取ると私は再びロシア語でСпасибо!(ありがとう)と言いました。AさんとBさんは口を揃えてСпасибо!と返してくれましたが、ふと思い立ちすぐにリトアニア語でAčiū!(ありがとう)と言い直しました。すると二人の表情がパッと明るくなり、満面の笑みでAčiū!と返してくれました。

この二人の表情の変わりようを見て、ますますさっきまでのは何だったのかわからなくなりましたが、私は笑顔でお店を後にしました。謎は解けぬままです。

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