ポーランド留学の内容

ポーランドに来て一か月が経ち、ここまで大部分は旅行のようなものでしたがついに留学が始まったのでそれについて書きます(これは2017年10月に投稿した記事をそのまま前のブログから持ってきたものです)。

私の留学先はカトヴィツェ(Katowice)にあるシロンスク大学(Uniwersytet Śląski w Katowicach)

内容は

(夜間)週2のポーランド語クラス(Semestralny Kurs Języka Polskiego)
(昼間)大学のポーランド学科(ポーランドの学生も留学生も混合)の聴講(文献学部のKatedra Międzynarodowych Studiów Polskichというところ)

です。

全ての授業がポーランド語で行われます。

元々は通年のポーランド語コースに通う予定だったのですが、9人の参加者でグループ分けテストを受けたところ私1人と他の8人という風に成績が分かれたらしく、学校の方からもっとレベルの高いところに混じって勉強した方がためになるからと違う選択肢を提示されました。その行き先が気に入ったので結果的にこうなりました。

夜間の授業には半年で1500ズウォティ(現在のレートで約48000円)を払うことになります。

18人程度のグループが8グループあり、私はなぜか勝手に一番上のグループに入れられていました。ここにいる生徒はほとんどがウクライナ人で、ポーランド語の上達に有利な人たちばかりです。授業を受けてみましたが、皆ポーランド語が上手で少しびびってしまいました。

しかし危機感に追われている方がより勉強できるので、かえって良い環境だと思います。また私は日本の大学のロシア語の先生の影響でウクライナ人の世界観にも興味があるので、ウクライナ人と勉強できるのもプラスです。

昼間の聴講ですが、ポーランド語についての専門的な勉強をします。私は日本の大学でも言語をしていますが、不思議なことにあちらでは言語学のレベルまで踏み込む授業がほとんどありません。

というわけで、自分が普段趣味のレベルで勉強していることをやっとしっかりした場で教えてもらえる環境に入れたことがとても嬉しいです。

ここでもポーランド人が半分、残りのほとんどがウクライナ人という構成だったのでさらに難しい勉強になります。それでも、せっかく無料で聴講させてもらえているのでできるだけ多く吸収してくるつもりです。

とりあえずポーランド語を勉強しに来たつもりが、かなりハイレベルな勉強をさせてもらえることになりました。いきなり「語学留学」から抜け出すことができたのは、良い意味で予想外でした。

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