訪問場所: Świerzawa (シフィェジャヴァ)
訪問時期: 2019/1/5
ポーランド南西部の町にある古い教会を見に行った時の記録です。
Świerzawaについて
ŚwierzawaはWojewództwo dolnośląskie(ドルヌィ・シロンスク県)に位置する町です。山に近い地理条件の中にあり、アクセスは悪いです。
ドルヌィ・シロンスク県の県都であるヴロツワフ(Wrocław)からは距離的に100kmも離れていないものの、アクセスのせいで遠く感じます。近隣の町はZłotoryja(ズウォトルィヤ)やJelenia Góra(イェレニャ・グラ)です。特にイェレニャ・グラは比較的大きめの町です。
人口は2300人程度(2016年)で、非常に規模の小さい町です。以前は鉄道が通っていましたが、既に廃線になっています。
Świerzawaを訪れた理由
2018年12月から2019年1月にかけてポーランド人の彼女の実家に滞在していて、家族でお出かけをしたときに連れて行ってもらいました。Złotoryjaを訪れる予定で出かけたのですが、ドライブが楽しくなりZłotoryjaを越えてここまで来たのです。
町自体はほとんど見ていませんが、どちらにしてもこれくらいの規模の町だと一本の道路の両脇に建物があるだけです。
私たちは教会を見ました。シフィェジャヴァには13世紀から残る教会があるのです。
教会
パーキングエリアのような場所に車を停めました。雨が降っていましたが、仕方ありません。
これらの写真を見るだけでも、何もない場所であるということがわかると思います。
教会のシルエットが見えます。
ここに案内があります。ローマカトリック系の教会です。
Kościół św. Jana Chrzciciela i św. Katarzyny Aleksandryjskiej(洗礼者ヨハネ・アレクサンドリアのカテリナ教会)です。13世紀後半から今まで残っている教会で、ロマン派建築です。
装飾がなく風化も激しいので不気味ですらありますが、個人的にはこういう雰囲気が好きです。なお、この建物が現在まで残っているのは遺産保存のための並々ならぬ努力によるものだそうです。
これは門です。恐らく昔はここがメインの出入り口だったのでしょう。
全体を撮るのは無理だったので部分ごとに撮っています。
素敵な見た目をしています。
この屋根は特徴的だと思います。彼女のお父さんが物知りなのでこれが何なのか説明してくれましたが、忘れてしまいました。
この構造が気に入りました。
こうして影のようになると本当に不気味です。
教会の周りはこのようになっています。木の幹が何かで覆われていますね。不思議な光景です。
教会の看板。
教会の歴史が記されています。
ここにはこの地域の説明が書いてあります。
このような教会は見たことがなかったので勉強になりました。田舎の方に行っても色々な発見が絶えません。