ポーランド各都市訪問記: Wrocław(ヴロツワフ)

今回はポーランド・シロンスク地方からです。私が住んだ街ヴロツワフに初めて行った時の記録と印象です。

滞在都市名: Wrocław(ヴロツワフ)
滞在期間: 2017/2/20 – 2017/2/23

2/20

グダンスク(Gdańsk Główny駅)からPKP InterCityで約5時間かけてヴロツワフ中央駅(Wrocław Główny)に到着。

グダンスクからヴロツワフという行程は少し時間がもったいないのでやめた方が良いかもしれません。途中でPoznań(ポズナン), Toruń(トルン)などを通過しました。

ヴロツワフに着いたのはすでに晩飯時で、この日は雨が降っていました。宿は駅近くにとっていたのでとりあえずチェックインのみ済ませ、外は真っ暗でしたが晩御飯とちょっとした買い物のため外出。

駅と旧市街の間のエリアで適当に食べました。中央駅から北に真っ直ぐ伸びるコウウォンタイ通り(ul. Kołłątaja)を歩いて行けば見つかります。

家庭料理系のお店で、スープとシチューとサラダで12ズウォティくらいだったと思います。食べ始めてから思い出したように写真を撮ることが結構あります。すみません。

空手教室がありました。極真空手。

駅から見て北西の方角にあるRenomaというショッピングモールでお土産を見て帰りました。

お菓子も買ってみました。

2/21

この日はKrzeszów(クシェシュフ)という場所にお出かけしていたのでヴロツワフにはほとんどいなかったことになります。

朝早くにヴロツワフ中央駅を撮りました。

2/22

旧市街

ヴロツワフ本番です。とりあえず昼頃に洗礼者ヨハネ大聖堂に着くつもりで朝から旧市街に出てみました。

これはピャスト朝時代の支配者で、ポーランド最初の王でもあるBolesław I Chrobry(ボレスワフ・ピェルフシ・フロブルィ)という人物の像です。

存在感がすごい。

街中には妖精がたくさんいます。詳しくは他の記事で書きます。

個性的な教会です。

ポーランドの街並みはかわいい!と言いますがヴロツワフの旧市街を歩いてみると納得です。

こちらが旧市庁舎(Stary Ratusz)ですが、ヴロツワフの建物の中で一番気に入りました。Ratusz(ラトゥシュ)は色々な街で見れるのでポーランド旅行の重要語彙に入るかもしれません。

こういった街の中心広場をRynek(ルィネク)といい、散策の際の拠点となります。ヴロツワフのマップが苦手な私はこの日だけで4回ほど迷ったので毎回ここに戻りました。

ヴロツワフ大学(Uniwersytet Wrocławski)のキャンパスです。

ヴロツワフを流れる川はOdra(オドラ川)。中州があります。天気が悪かったせいで綺麗に撮れませんでした。

どこを見ても美しいです。

ぜひ川沿いを散歩してくださいとでも言うかのような素敵な道がありました。

洗礼者ヨハネ大聖堂(Archikatedra św. Jana Chrzciciela)へ向かっていますが、途中で聖十字架教会(Kolegiata Świętego Krzyża i św. Bartłomieja)も見れます。

 

洗礼者ヨハネ大聖堂に着きました。この迫力!

大聖堂は中も見てきました。塔に登りたかったのですが、この日は残念ながら閉鎖されていました。

お昼ご飯は変な時間になってしまいました。観光に夢中になったり迷ったりですでに16時くらいになっていたと思います。入ったのはポーランド名物のピエロギ屋さんです。

おいしそうなピエロギ…ではありません。今回はヴロツワフを中心とするシロンスク(Śląsk)地方の郷土料理Kluski Śląskie(クルスキ・シロンスキェ)にしてみました。

簡単に言えばジャガイモ団子で、美味しかったのですがもちろん最初から最後までジャガイモとソースの味しかしません。サービスでパンとサラダが出たので良かったです。

店名はこれ。中心広場にあります。

外国でお寿司屋さんを見つけたら絶対撮りますね。

人形劇場(Teatr Lalek)。劇場も行ってみたくなります。また、ヴロツワフはオペラが良いとかいう話を聞きました。

これがオペラの建物です。

旧市街のショッピングモールGaleria Dominikańska(ガレリア・ドミニカンスカ)などにも寄ってみましたが、その後道に迷いすぎて時間を大幅にロスしてしまい、暗くなるころに帰りました。

古本屋さんでポーランド語版国語辞典を買いました。ある程度ポーランド語の勉強が進むと必須になってきます。2巻で14ズウォティ、当時のレートで400円くらいなのでかなり得した気分でした。

帰りにシロンスク産のビールを買って帰りました。ビールを飲むのは人生で2回目。

初めての時は味が受け付けられなかったのでそれ以来ずっと飲んでいませんでしたが、不思議なことにいつの間にか飲めるようになっていました。

2/23

ヴロツワフをじっくり見られたのは一日のみとなり、この日は昼頃にPKP InterCItyでKraków(クラクフ)へ出発しました。

最後に

ヴロツワフで魅力的だと感じた部分を簡単にまとめると

  • 建築・街並みが素晴らしい
  • 妖精を探すのが楽しい

です。

偶然ながらこの後一年半経ってヴロツワフに住むことになります。今回は最初のヴロツワフ滞在後に書いた記事をそのまま持ってきたのですが、あえて手を加えていません。これが自分がヴロツワフの住人になるなど思いもしなかった時のヴロツワフの印象です。

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