訪問場所: Złotoryja (ズウォトルィヤ) ※「ズウォトリヤ」と書かれることもあるかもしれません。「ズウォトルィヤ」だとあまりにも読みにくいので、この記事では「ズウォトリヤ」と書くことにします。
訪問時期: 2019/1/5
ポーランド南西部ドルヌィ・シロンスク地方の町を訪れた時の記録です。2019年1月時点で訪れたことのある街の訪問記としては最後になります。このシリーズの続きは、またポーランドを訪れるまで書けないということになります。
Złotoryjaについて
Złotoryjaは、Województwo dolnośląskie(ドルヌィ・シロンスク県)に位置する町です。
県都ヴロツワフ(Wrocław)から西80km程度の地点にあり、近くにはレグニツァ(Legnica)があります。人口は約16000人(2017年)で、小さめの町です。
ポーランド語でzłotoは「金」を意味しますが、中世にここで金が採れたことがこの町の名前の由来になっているそうです。
また、クリスマスの飾りを作る工場があるとも聞きました。私がズウォトリヤからほど近い町Chojnów(ホイヌフ)にあるポーランド人の彼女の実家でクリスマスを過ごした時も、クリスマスツリーにズウォトリヤ産の飾りをつけました。
ちなみに、ホイヌフは現在行政区分上レグニツァ郡に属していますが、かつてはズウォトリヤを中心とするズウォトリヤ郡に属していたということです。
私は彼女の家族にズウォトリヤに連れて行ってもらいました。距離は10kmくらいなので、車ですぐだったと思います。
散策
私たちは旧市街に車を停め、散策を始めました。雨が降っていましたが、仕方ありません。
ズウォトリヤの街並みはカラフルです。ドルヌィ・シロンスクにはこういうスタイルの建築を持つ街が多いのですが、その中でも特にカラフルだと思います。
この尖塔が何なのかわかりませんでした。市庁舎でしょうか?
今立っているの場所が恐らく中央広場です。
旧市街には同じくらいの高さの建物がずらりと並んでいます。
中央広場です。
1月ですが、クリスマスツリーがまだ残っていました。しかし安っぽいツリーなのであまり気に入りませんでした。
調べてみたところ、こちらが市庁舎のようです。
やはりカラフルです。ポップな色が多いですね。
中央広場を出て進んでいきます。
どこも同じような景色です。
旧市街の外れです。
これはKościół Narodzenia Najświętszej Maryi Panny(聖母マリア誕生教会)。
この像はポーランド人ローマ教皇のヨハネ=パウロ2世でしょうか。
ちょっとした広場です。
植物の説明。
この植物です。
先ほどの教会のところに戻ってきました。
ポーランドの独立に関係する記念碑のようです。
これは鍛冶屋が集まる塔です。中世にはこのような塔がいくつかあり、工業に従事する人々が分野ごとに集まって仕事をし、それと同時に町の見張りをしていたそうです。
昔の雰囲気が残っています。
外壁の外側に来ました。
外側から旧市街を眺めます。建物がまるで虹のように見えますね。
公園でしょうか。
このあたりで彼女の両親から電話がきて、もうホイヌフに帰るということだったので旧市街に戻りました。ということで、観光はここで終わりです。
最後にこの教会を見学して帰りました。