ポーランド各都市訪問記: Legnica(レグニツァ) (1/2)

訪問場所: Legnica (レグニツァ)
訪問時期: 2018/9/10

Legnicaはドルヌィ・シロンスク地方の都市で、ヴロツワフの近くにあります。大都市ではありませんがある程度の規模がある街で、街並みも綺麗です。今回はそんなLegnicaの訪問記です。

Legnicaについて

Legnicaはポーランド南西部のWojewództwo dolnośląskie(ドルヌィ・シロンスク県)に位置し、県都のヴロツワフ(Wrocław)からは電車で一時間ほどの距離にあります。人口は約10万人(2018年)で、ポーランドの感覚では大きめの街ということになります。

中世にはシロンスク地方に領土を持っていたレグニツァ公国の首都として機能していました。また、戦後には旧ソ連軍がレグニツァに軍を駐屯させていたため、レグニツァはMała Moskwa(小モスクワ)の異名を持っています。

Legnicaに行ったきっかけ

私は当時Chojnów(ホイヌフ)という町にある彼女の実家に滞在していました。その時、彼女の両親からレグニツァに遊びに行って来たらどうかとの提案を受けました。

私は前からレグニツァに興味を持っており、この街を訪れてみたいと思っていました。そのため、喜んでレグニツァに出かけました。

ホイヌフからレグニツァまでは民間バスが走っています。値段は5zł(当時のレートで約150円)で、所要時間は30分ほどです。私たちはこのバスで行きました。

また、レグニツァ・ホイヌフ間はKoleje Dolnośląskie(ドルヌィ・シロンスク鉄道)の電車でも移動できます。所要時間も15分ほどと短いですが、本数が少ないので私たちはバスを選びました。

ホイヌフからレグニツァまで学校や仕事で通う人が多いので、基本10分ごとにバスが走っています。彼女もレグニツァの高校に通っていました。

到着

バスでレグニツァに入ると停留所がいくつかありますが、私たちは鉄道駅の近くで降りました。この黄色い建物が駅です。

なかなかかわいい建物だなと思いました。ドルヌィ・シロンスクの建築は基本的にカラフルです。

彼女はレグニツァを知っているので、案内してもらいます。

散歩

天気の良い日だったので、非常に気持ち良かったです。

緑もあって、美しい街だなと思いました。

街の中心部に向かっていきます。

遠くに見えるのはお城です。この記事のパート2で詳しく紹介できると思います。

写真を見返しているだけで気分が良いです。本当に良い天気でした。

建物が密集していないので、全体的に開放感がある気がします。

ここからいよいよ街のメインの部分です。

この高く聳え立つ建物はKościół Marii Panny(聖母マリア教会)です。

少し写真が暗くなっていますが、そのかわり天気が良いのはわかると思います。

この先にショッピングセンターが見えます。

教会の向かいにあります。

この建物です。

Galeria Piastów(ガレリア・ピャストゥフ)。ポーランド最初の王朝でこのあたりの地域で栄えたピャスト朝にちなんだネーミングです。

これは内部。なかなか綺麗です。

さらに散策を続けます。ここからは計画もなく手当たり次第に見ていきます。

探検

ほとんどの通りが綺麗です。しっかり手入れされている建物が多く、デザインも良いからだと思います。

この先に見えるのも教会です。色や様式が似ているので先ほどの聖母マリア教会と見間違えそうですが、こちらは聖使徒ペテロ・パウロ大聖堂(Katedra Świętych Apostołów Piotra i Pawła)です。

立派な建築です。お城みたいだなと思いました。

大聖堂の近くにはこのような人口の緑地があります。天気が良かったので見栄えが素晴らしかったです。

実は、太陽の位置の関係で逆光になるため大聖堂の綺麗な写真を撮るのに苦労しました。

建物自体が大きい上に太陽がこの位置にあるので、結局納得のいく写真は撮れませんでした。

これは建物が綺麗に映っていますが、全体像ではないので残念です。

部分ごとにフレームに収めるしかありません。

このような建物の写真を見るとレグニツァの空気を思い出します。

こちらが正面だと思います。

まるでヴロツワフの小人みたいです。

これは通路です。

本当に、レグニツァでは至る所に広いスペースがある気がします。都会的な見た目をしていながら窮屈でないところが良いですね。

これだけ長く大聖堂と闘っていました。

レグニツァの訪問記は長くなるので、ここでパート1を終わりにしたいと思います。

ポーランド各都市訪問記: Legnica(レグニツァ) (2/2)

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