リトアニア旅行記: トラカイ観光(+SIMカードでネットに繋ぐ方法)

リトアニアの首都ヴィリニュスの近郊にある、城で有名な町トラカイに行った時の記録です。この記事ではリトアニアで現地のSIMカードを使ってインターネットに接続する方法も紹介します。

訪問場所: Trakai (トラカイ)
訪問時期: 2017/3/3

トラカイまでの道のり

行き先はリトアニアの首都ヴィリニュスからバスで1時間程度の距離にある旧首都トラカイ(Trakai)です。

ここでは湖に囲まれた城を観ることができます。トラカイ城と呼ばれていると思いますが、城の正式名称はTrakų salos pilis(トラーク・サロース・ピリス)、「トラカイ島城」です。

私はリトアニア到着の翌日の朝からトラカイに向かいました。天気は悪く、空が暗い上に雪が降ったり止んだりと写真撮影には向かない日でしたが、日程上決行しました。

写真はヴィリニュス鉄道駅ですが、この隣にあるヴィリニュス・バスステーション(Vilniaus autobusų stotis)の窓口で切符を買い、発車時間と番号が記載されたレシート型のチケットを持って外のターミナルへ行きます。

チケットに「AIKŠT」という文字が記載されているはずです(aikštelėという単語が文字制限により途中で切れてこうなっていた記憶があります。こんな感じの文字列が書いてあればそれで大丈夫です)。

その下に番号がついていると思うので、その番号の下で待っていれば正しいバスに乗れます。

私が乗ったバスは車内にWi-Fiが用意されていて、この時購入していたSIMカードのアクティベート方法がわからずインターネットがなかったので助かりました。車両はあまり新しいものではありませんでしたが、快適でした。

脱線。SIMカードの話

なお、私が使っていたのはLabas(ラーバス)というSIMカードで、カード自体はコンビニなどで買えますがもちろん設定まではやってくれません。

カードの説明も全てリトアニア語で記載されているので、もしわからなければこのカードのネットワークのプロバイダであるBitė(ビテ)という携帯会社のサロンに行って設定をお願いするのが一番楽です。緑色のお店を探してください。

これがLabasです。

私は機械に弱いので携帯のネットワーク設定画面を開いても用語がさっぱりわからず自分ではどうにもならなかったのですが、携帯の言語設定を英語にしてから店員さんにお願いしたら無料ですぐにしてくれました。

なお、私が見つけたBitėのサロンは旧市街から北側を流れるNėris川を渡ってすぐのVCUPというショッピングモール内にありました。

トラカイ到着

トラカイに着き案内に従って城方面へ歩き始めると、いきなり湖が見えます。

トラカイはちょっとした町になっていて、バスターミナルから城までは決して近くなく20分は歩くことになりますが途中田舎町の風景が楽しめます。

トラカイについての案内板です。

ここからはいよいよ湖です。

見えてきました!

よく見るとこんな感じ。本当に湖に浮いているように見えますね…

私の正面にドーンと建っています。城まで橋が続いているので、そこまで写真に収めると良い感じです。

お城を見てみる

お金を払って中に入れてもらいます。

お城というのは敷地内に立ってぐるっと一周見回すのも良いですよね。

城の敷地内はこんな感じになっています。このようにせりだした廊下は内部で繋がっています。

城の2階から外向きに撮ってみました。

なおお城の中には相当な数の展示品があり、長い時間楽しめました。ご自身の目でお確かめください。

お城の周りは歩いて回ることができるので、天気のせいでかなり道がぬかるんでいましたが歩いてみるとゲームの中のような景色が楽しめました。

いかがでしょうか。ゲームの中のようなというか、本気で錯覚寸前でした。お城の中を見た後はぜひその周りを歩いてみてください。

凍った湖です。

帰り道

こちらはお城とバスターミナルの間にある半島の城址の風景です。

時々雪が降り風が吹き、湖も一部凍っていて人が氷上で作業しているほどの寒さの日でした。

雪が降っていない間は写真を撮ることができましたが、曇り空のせいであまり美しい写真にはなりませんでした。

しかし考え方を変えれば、あまりに美しい写真を載せすぎてこれからトラカイを訪れる方が実物を見たときにあまり感動できなかったらその方が残念なので、そういう意味で良い写真集になったのではないかなと思います。

かなり歩いて疲れたので小さなお店に入って、トラカイで食べられる伝統料理キビナイを食べて休憩しました。これはミートパイの一種です。本当においしいです。

まだ正午です。ヴィリニュスに帰ってこの日の後半戦、kaziuko mugėというイベントを楽しんできました。

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