ポーランド語の文法用語: 性と数に関わる用語

日本語で書かれたポーランド語教材では、様々な文法用語をポーランドでどう言うのか書かれていない場合が多いことに気付いたので、この記事で紹介します。

記事に内容を詰め込んでしまうと勉強がつらくなってしまうので、一つの回で取り扱う内容は少なくなるように頑張ってみます。

今回は性と数に関わる用語です。

ポーランド語文法

ポーランド語の語形変化を正しくするために必要な情報が性と数です。
ポーランド語の名詞の性は3種類です。

・男性
・女性
・中性

数は英語と同じく2種類です。

・単数
・複数

※15世紀くらいまで双数という2つあるものに対して使われる数が存在しましたが、今ではoczy(目), uszy(耳), ręce(手)といったように限られた数の単語の語形変化の中に例外として残っているのみです。

伝統的に単数では最初に挙げた3つの性を区別し、複数では人間を表す男性名詞が1つでも含まれている(男性人間)かそうでないか(非男性人間)で区別するのでしたね。

つまり、性と数の組み合わせは5種類ということになります。

・単数男性
・単数女性
・単数中性
・複数男性人間
・複数非男性人間

ではこれをポーランド語にしてみます。

ポーランド語の性

文法性を表す単語はrodzajです。rodzajは日常会話で使えば「種類」という単語になります。

男性… rodzaj męski
女性… rodzaj żeński
中性… rodzaj nijaki
(男性人間… rodzaj męskoosobowy)
(非男性人間… rodzaj niemęskoosobowy)

ポーランド語の数

数を表す単語はliczbaです。日常会話でも「数字」という意味で使えます。

単数… liczba pojedyncza
複数… liczba mnoga

(双数… liczba podwójna)

あとがき

今回出てきた単語はそんなに多くないと思います。それでも覚えれば勉強する上でかなり役立つこと間違いなしなので、しっかりと覚えてくださいね。

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